生田の五反田神社で9月17日(土)、18日(日)に秋の例大祭が催される。神社の神輿を守護する「扇睦会」(渡辺文寛会長)によって渡御が行われる。
五反田神社は鎌倉時代に創始されたと伝えられている。「奉賛会」(磯野清会長)が代々神社を守り続け、1959年に大作杉山神社と遷座合祀して以来、例大祭も行われるようになった。
例大祭では毎年、神輿が神社周辺を回り地域を盛り上げる。男性が担ぐ大人神輿だけでなく、女性神輿があるのも特徴だ。女性神輿は大正時代に作られた由緒あるもの。扇睦会は「次世代を担う若い人たちに伝統文化を受け継いでもらいたい」としており、当日は担いだ経験がなくても参加できる。
担ぎ手の対象は中学生以上の男女。神輿の渡御は18日の午前9時から午後5時ごろまで。宮入りでは、未来太鼓道場のメンバーの子どもたちによる演奏が披露される。扇睦会初代会長を務めた竹間淳一さんは「若い人に参加してもらい、神輿をどんどん担ぎに来てほしい」と語っている。参加の申し込み、問い合わせは同会の渡辺会長【電話】044・911・8468。
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