日ごろの成果を披露した会員ら
多摩区老人クラブ連合会が14日、演芸大会を多摩市民館大ホールで開き、同会に所属する48クラブ約６００人が出演した。参加者は、この日のために練習してきた歌や踊りを披露。最後のプログラムでは、多摩川音頭を有志一同で踊り、会場全体で楽しんだ。
この催しは今年で40回目。会員同士の交流や入会促進を目指して開催されている。
参加した菅北浦西長生会の櫻木進さんは「（演芸の）上手い下手は関係なく、１年に１度舞台の上に立つのは、自分も皆も元気なことを実感できて嬉しい」と話していた。
多摩区老人クラブ連合会の藤原司会長は「年を重ねると、近所に友達がいないという人も多いが、老人クラブに入って仲間と楽しく日々を過ごしてほしい」と思いを語った。
多摩区では現在、各町会や地域で61の老人クラブが活動している。所属するのは、男性が１２５７人、女性が２２９８人の合計３５５５人。全会員の平均年齢は79・７歳で、男性の最高年齢は１０４歳、女性は１０２歳となっている（２０１６年４月１日時点）。
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