メタセコイヤの林に囲まれて、挙式する新郎新婦
生田緑地の自然に囲まれながら、手作りの結婚式を挙げる「トワイライト・ウェディング」が９月19日、催された。主催は生田緑地運営共同事業体。
昨年に続き２回目の限定イベント。台風16号が近づく雨の中、１組のカップルが人前式を挙げた。集まった招待客のほか、緑地を訪れていた人たちが承認として鈴を鳴らし、新郎新婦を祝福した。
この日、式を挙げたのは樋田（といだ）勇也さん（28）と知夏さん（27）夫妻。ＵＸ（ユーザーエクスペリエンス）デザイナーの勇也さんと、公園や庭園をつくるランドスケープデザイナーの知夏さんは昨年９月に入籍。既成の式場ではなく、デザイナーらしく自分たちらしい式にしたいと考えていたところ、この企画を知った。
小田急線沿線で育った相模原市出身の知夏さんは、生田緑地に親しみを感じており、式場にしようと決心。職場の同僚たちの協力で、式場の小物類や飾り付けなど、全て自分たちの手で準備した。
知夏さんは「式を挙げるなら公園と決めていた。ここまで自由にできたのは生田緑地とプランナーさんのおかげ。自慢できる手作りの結婚式になった」と笑顔を見せた。
新郎の勇也さんは「雨の中、皆さんに祝っていただけてぐっときた。忘れられない日になりました」と話していた。
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