子どもたちが防災や防火について学び、体験する「多摩地区少年消防クラブ」が先月28日、多摩消防署(白石与志夫署長)で結成式を行った。
同クラブは今年で発足から27期目を迎える。毎年地域ごとに小学生が集まり、1年を通じて防火知識を学ぶ。今年は生田地区の小学3年生から6年生まで、総勢28人が集結した。
リーダーの大野翔輝君(6年)とサブリーダーの山本由惟さん(5年)は「子どもによる火遊びをなくすことを誓います」と力強く宣言。メンバーもそれぞれクラブキャップを受け取り、保護者に敬礼した。白石署長は「普通の小学生では経験できないことをして、火災予防に役立ててほしい」とエールを送った。
結成式終了後は1回目の活動として、はしご車と地震体験車への搭乗訓練が行われた。今後は正しい防火知識を身につけるため、学校の休日に、消防航空隊の視察や消防学校への体験入学などを計画している。
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