リサイクルできる廃材を利用したいかだで川を下る「第10回エコカップいかだ下り」が8月5日に行われた。主催はNPO法人多摩川エコミュージアム。
多摩川の環境保全の意識を高めようと2008年から続く同イベントだが、当初あった川崎市からの支援が終了し、運営資金面で継続が危ぶまれていた。そんな中「毎年楽しみにしてくれている子どもたちのために」と同NPOは継続を決め、今年初めてインターネットを通じて資金を募るクラウドファンディングを実施。募集最終日の7月31日に目標の30万円を達成し、無事開催に至った。
今年は23組が出場。発砲スチロールやペットボトルなどを使った個性的な手作りのいかだで、多摩川の宿河原堰から県立多摩高校までを下った。
総合的に優れていたチームに贈られるエコカップ大賞に「ネコチャンチャン」チームの「イケイケ号」が選ばれた。大会終了後は、各チームいかだを解体して資源ごみに分別した。
同NPOの松井隆一代表は「大勢の方の協力で開催でき非常に感謝している。いかだを作る場の提供や素材集めなどの課題を解決しながら、10回目をスタートにしてより文化度の高いイベントにしていけたら」と話していた。
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