宿河原の二ヶ領せせらぎ館前で今月7日、「多摩川桜のコンサート」が開催された。主催は市建設緑政局とNPO法人多摩川エコミュージアム。
春の恒例行事として今年で14回目の開催。和太鼓「里空」の迫力ある演奏に始まり、幼児リトミックや県立多摩高校合唱部、フラダンスなど、さまざまな演目でにぎわった。日本インドネシア国交樹立60周年を記念し、インドネシア民族舞踊も披露された。
今年は同館周辺の桜がほとんど散ってしまったこともあり、保存しておいた花びらを演奏中に花吹雪として利用するなど、工夫を凝らした演出が来場者を楽しませていた。同NPO代表理事の松井隆一さんは「葉桜だけど雨にならず良かった。地域の団体に支えられ、続けられている」と話していた。
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