区内13店舗が加盟する川崎市遊技場組合多摩支部（吉岡秀博支部長）は、多摩警察署に電動アシスト自転車２台を寄贈。11月16日に同署を訪れた吉岡支部長と同組合の吉澤和久組合長、大村雄一事務局長は佐宗茂署長に目録等を手渡し、意見を交わした＝写真。
振り込め詐欺や不審者、痴漢などを警戒するパトロールに電動アシスト自転車は欠かせないといい、今回の寄贈で同署の所有数は３台に増えた。「地域の安全、安心のために役立ててほしい」と吉岡支部長。佐宗署長は「自転車があるとありがたい。大切に使わせてもらう」と感謝を述べた。
同署によると、多摩区管内では盗撮を含む痴漢が急増しており、検挙数は今年１月から10月末まで前年比13件増の35件。主に電車内や駅周辺、路上で発生しており、県内では戸部署（横浜市）、川崎署管内に次ぎ３番目に多い。多摩署では区内で注意を呼びかけている。
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