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多摩区版 公開:2018年11月30日 エリアトップへ

地域で粉骨砕身 vol.3 ――春の叙勲 受章者に聞く 地域の消防42年先人たちに学ぶ 瑞宝双光章 松澤忠志さん

社会

公開:2018年11月30日

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●…生田で青果店「松一(まついち)フード」を営む。多摩消防団第3代団長を2005年から6年務めた。川崎市北部の青果商組合理事。生田在住、74歳。
●…生田で青果店「松一(まついち)フード」を営む。多摩消防団第3代団長を2005年から6年務めた。川崎市北部の青果商組合理事。生田在住、74歳。

 20代前半だった1969年、現在の多摩消防団にあたる高津消防団に入団。当時は稲田分団の中央生田班に所属し、その年に分区により多摩消防団生田分団に変わった。現在よりも担当地区が広く、麻生区の柿生の方まで消火活動に赴いていたという。「あのころは今より火災が多くて大変だった」と振り返る。

 消防団活動で特に印象に残っている出来事は、入団してまだ間もない71年、生田緑地の崩壊実験事故。土砂を掘り起し、遺体を運び出した。昼過ぎから翌朝まで作業が続く中、地元町会メンバーの炊き出しに心が癒されたのをよく覚えているという。

 初代団長の故・上原幸次郎氏は特に影響を受けた恩師の一人だ。「赤い車が水を出すわけではない。消防団員の団結力と郷土を思う気持ちが水を出すんだぞ」というのが教えだった。2代目団長の故・井上昭一氏は「本当にきめ細かく面倒を見てくれた」と感謝の気持ちを忘れない。

 消防団を退団した翌年の2012年から、東日本大震災で被災した東北地方にボランティアとして訪問。避難者の話し相手になろうと、南相馬市など10回以上にわたり単身で足を運んだ。「消防団をやっていたというと、みんな心を許してくれた」と手応えを口にする。「42年間続けられたのは、消防団の先輩方と地域の人たちのおかげ」。感謝の思いを語った。

「バンバンなら私もいける!」

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