多摩消防署宿河原出張所(宿河原3の12の1)の改築工事が先月上旬に着工。2020年3月の新庁舎完成を目指し、旧庁舎の解体工事が進められている。
多摩消防署は本署(枡形2の6の1)に加え、宿河原と菅、栗谷に出張所を持つ。宿河原出張所は1971年建築。堰と宿河原、長尾を担当区域とし、消防隊1隊が配備されている。
多摩区内救急車4台目を配置
今回の改築工事は、老朽化対策や救急隊増隊のために実施。新庁舎は鉄筋コンクリート造の地上2階建で、1階に車庫や受付、警防倉庫、消毒洗浄室など、2階には隊員の仮眠室や食堂、厨房が整備される。
新庁舎には新たに救急車1台が配置され、救急隊を増隊。これまで5人体制だった同出張所に、消防隊として3人が加わり、8人体制となる。これにより、本署と出張所の4カ所全てに救急隊が配置されることになる。
解体工事は今年3月までで、4月から来年2月下旬にかけて新庁舎建築工事を実施。3月から新庁舎での業務を開始し、救急隊の運用は4月1日からを予定している。
工事期間中、同出張所は枡形の本署で業務を行っている。大友正人副署長は「応援の追加出動を早めに要請するなど、初動体制を強化している」とし、「災害に強い新しい庁舎になり、救急隊も増隊される。皆さんのご理解、ご協力を」と呼び掛けている。
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