「大規模災害など予想しない事態が突然起きたとき、人とのつながりがいかに大切かと常に考えている」。阪神淡路大震災でのボランティア活動を原点に、防災対策の強化を訴えてきた。看護師としての経験、３女の子育てを踏まえ、健康寿命の延伸や幼保無償化など、多世代に寄り添う政策の推進を掲げる。ペットの同行避難や保護イヌ・ネコの譲渡体制の拡充といった動物愛護にも、引き続き注力する。
議会では人権施策や教育、東京五輪など幅広い課題を扱う文教委員会の委員長に就任した。「さまざまな立場や意見がある中で、緊張感を持って取り組んでいきたい」と気を引き締める。
多摩区においては、登戸土地区画整理事業や向ヶ丘遊園跡地の活用に目を向ける。「これから町並みが大きく変わっていく。防災や防犯も含め、安全対策に声を上げていきたい」。世代を超えた人々がつながる、新しいまちづくりを目指す。
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