「生活はよくなる、変えられる。政治には希望がある」。今春の統一地方選で訴え続け、「皆さんの反応が強かった。閉塞感は変えられるんだという期待感が感じられた」と手応えを振り返る。
市議に初当選した16年前。議会で初質問した３項目のうち、温水プール付き多摩スポーツセンターの建設は実現。中野島駅の橋上駅舎化は計画が進行中だ。もう一つ残されている「住民からの要望が多い、生田地区への市民館と図書館分館の開設を何としても実現させたい」と意気込む。
大切にする信念は「市民と力を合わせ、声を束ねて政治を変えていく。できるまで諦めずに」。生田浄水場の浄水機能復活を求める活動や、公的なコミュニティー交通の整備など各課題に粘り強く取り組む。「多摩区は町会をはじめ皆さん主体的で一生懸命。何かやろうと言えば乗ってくれるので一緒に頑張りたい。市民の財産として、貴重な水と緑を守っていきたい」
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