多摩区を題材にしたオリジナル曲「たまたまたま結び」の演奏シーンを撮影＝14日
11月20日「かわさき子どもの権利の日」を題材に啓発動画を制作中の「ワガママＳＵＮバンド」（なかむらなつき代表＝人物風土記で紹介）が９月14日、多摩市民館で撮影ロケを行った。
同館で12月に開催される「かわさき子どもの権利の日のつどい」に向けた試みとして、市が制定するこの日を多世代に周知しようと、なかむらさんが動画制作を発案。バンドの５人が脚本や音楽、演技を手がけ、中野島出身のお笑いコンビ「サイダー」の武本ヴァン（美文（よしふみ））さんが撮影・編集に携わる。早ければ10月に公開する見通しだ。
14日は、なかむらさん演じる主人公の女子中学生が母親に向けて歌を歌う場面を、同館入り口で撮影。同バンド作詞でギター担当の「貴族」が作曲した、多摩区が舞台のオリジナル曲「たまたまたま結び」アレンジ版を映像に収めた。昨年誕生した同曲では、幼児が朝起きて家を出発し、区内のお気に入りの風景を見ながら散歩する姿が描かれている。貴族は「私たちのバンドは多摩区が育ててくれた。今までたくさんのものをもらってきたので、今度は何かをお届けできたら」と思いを語った。
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