神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
多摩区版 公開:2020年10月2日 エリアトップへ

星を知って人間を知る 科学館元館長・若宮さん

文化

公開:2020年10月2日

  • X
  • LINE
  • hatena
1986年頃、指導係長時代=同館提供
1986年頃、指導係長時代=同館提供

 文化や芸術、教育などの分野で顕著な功績を築いた人に贈られる「川崎市文化賞」で、今年度の受賞者に選ばれた若宮崇令さん(77)=長野県在住。川崎市青少年科学館(かわさき宙と緑の科学館)に1971年の開館時から勤め、同館館長や日本プラネタリウム協会会長を歴任した。「いち公務員として、一生懸命仕事をしただけ」と、謙虚に口を開く。

◇  ◇  ◇

 藤沢で育ち、1967年に神奈川県へ入庁。5年後、科学館開館を機に川崎市に入った。「県立と市立の違いを考え、地域に寄り添う活動をするべきと思っていた。市民に支えられ、市民のための施設になるだろうと」。日本にプラネタリウムがほとんどなかった時代、ただ解説するだけではだめだと「学習投影」を提案。幼児から中学生までが学年ごとに学べる番組を制作した。さらに、全市立小の学校から見える空模様を収めたり、音楽や民話を取り入れたり――新たな試みは他館の手本になった。

 自然系の博物館に登録された80年代以降は、市民と協働で植物の調査や標本収集に尽力。その後、文科省が「市民とともに創る新時代博物館」と指標を出したのは2001年のことだ。「40年前、私が旗を振ったことは間違いでなかったと思う」

 著名なプラネタリウムクリエイターとなった大平貴之さんのほか、解説者20人以上を育てたことも大きな功績の一つ。定年後は川崎市八ヶ岳少年自然の家(長野県)に身を置き、「川崎の子どもたちに本物の星空を」と奔走。小5と中1で同所に訪れる児童・生徒のために、プログラムや施設を整備した。

 昨年まで八ヶ岳総合博物館の館長も務め、澄んだ星空のもと余生を過ごす。「星を知って宇宙を知る、人間を知ることにつながる」と一言。「人間の寿命はせいぜい100年。生まれ合わせている人間同士、地球を破壊するようなこと、争うようなことをしている場合ではない。それに気が付いて、世界が平和になってくれればいい」
 

開館当時の映像に映る若宮さん=出典「川崎市映像アーカイブ」
開館当時の映像に映る若宮さん=出典「川崎市映像アーカイブ」

「バンバンなら私もいける!」

【新台入替】5月7日㈫「スマスロ交響詩篇エウレカセブン4」 ブラッサム・ポラリスで

http://www.prime777.co.jp/

<PR>

多摩区・麻生区版のローカルニュース最新6

「ばら苑の歩み伝えたい」

「ばら苑の歩み伝えたい」

ボランティアがCF挑戦

5月3日

春の看護イベント

多摩病院

春の看護イベント

5月13日 入場・体験無料

5月3日

良いまちを次代へ

地下鉄延伸期成同盟会

良いまちを次代へ

第6回総会で意思を共有

5月3日

市民に優勝を報告

Ⅴリーグ連覇 NECレッドロケッツ

市民に優勝を報告

5月3日

「風船爆弾」めぐる対談

登戸研究所資料館

「風船爆弾」めぐる対談

5月25日 参加者募集

5月3日

川崎市誕生、市民劇に

川崎市誕生、市民劇に

5月に2会場で上演

5月3日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月19日0:00更新

  • 4月5日0:00更新

  • 3月29日0:00更新

多摩区・麻生区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

多摩区・麻生区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月3日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook