市民主体の実行委員会と多摩区が主催し、10回目を迎える2月6日と7日の「たま音楽祭」。初の試みとしてミュージシャン16組、約90人の協力による「オンラインコラボ演奏動画」の制作が進められている。
コロナ下の新方式として、会場開催に加えてさまざまなオンライン企画に挑戦。その一つがコラボ動画で、過去の出演者を中心に参加を呼びかけて実現した。制作するのは、たま音楽祭のテーマでオリジナル曲の「彩るよあなたの世界」。ボーカルや奏者が各自で担当パートを収録し、音源と映像を提出。プロのクリエーターら2人の音楽監督と実行委代表の斉藤純さん(73)による制作陣が編集を手がけている。
楽曲は約4分半。自らも歌とウクレレで参加する斉藤さんは「これまでお世話になった幅広いジャンルのミュージシャンに関わっていただいた。世代を超えて良い音楽を聴いてもらいたい」と思いを明かす。たま音楽祭に過去4回出演し、監督の指名で歌い出しのパートを今回任された山川こうたろうさん(56)=長尾在住=は「たま音楽祭を通じて多くのミュージシャンとつながることができた」と強調。「私の宝物である音楽仲間をぜひ見て、聴いてほしい」と語る。
メンバー5人で参加する「ワガママSUNバンド」代表のなかむらなつきさん(32)=菅馬場在住=は「参加できてとてもうれしい。たま音楽祭2回目のひよっこですが貴族のギターソロに刮目してください」と話す。
動画視聴方法など詳細は音楽祭公式サイト。
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