今年の節分は緊急事態宣言下の「2月2日」。例年であれば大勢の人でにぎわう行事が各地で催されるが、多摩区内の各主催者からは中止を決めた声が聞かれた。
菅薬師堂で「節分会」を開く菅薬師奉賛会は、一般向けの開催を中止に。2月2日は役員のみで神事を執り行う予定だ。同奉賛会の廣田健一会長は「少人数で豆をまき、無病息災を願う。来年は地域の皆さんと、いつものように開催したい」と思いを話す。
毎年2月の第1日曜日に開催される登戸稲荷社の「節分祭」も中止。主催する多摩区子ども会連合会登戸部会では、代替として年男年女のお祓いのみ実施を検討していたが、全て取り止めたという。
このほか、五反田神社(奉賛会・扇睦会共催)、中野島稲荷神社(中野島青年会主催)の催しも中止が決まっている。
生田緑地の市立日本民家園では、節分をテーマにした年中行事展示を開催。昔は豆まきに使う豆を囲炉裏で炒って用意していたといい、その様子を2月16日まで展示している。
|
<PR>
多摩区・麻生区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|