東日本大震災の犠牲者への鎮魂を込め、巡拝ウオーキング「つなみ巡礼」を毎年続ける市民団体「サンキン会・お遍路の会」。今年度1回目の活動が4月2日、川崎市内で行われた。
これまで多摩川34観音や小田急33観音など、市内外のコースを年度ごとに複数回に分けて巡拝してきた同会。活動11年目の今年度は「準西国・稲毛33観音霊場」を2年間、14回にわたるコースを計画している。
当日は28人が参加し、五反田川放水路水門や二ヶ領せせらぎ館、常照寺、妙楽寺、等覚寺、神木観音堂などを訪問。参加者一行は東日本大震災発生時刻の午後2時46分を等覚院で迎え、被災地の方向に向かって1分間の黙とうを捧げた。感染対策を講じながら、約6・5キロのコースを6時間ほどで歩いた。
同会の活動はこの2年間のコースをもって、一区切りにする予定という。同会の平塚征英代表は「東日本大震災の記憶をよみがえらせる『つなみ巡礼』に30人近い方が参加してくださり、感謝している。今後もコロナ対策を十分に守り、感染せず、けがのないように皆さんとウオーキングを楽しみたい」と思いを語った。
次回(第2回)の活動は5月7日を予定していたが、まん延防止等重点措置を受け、6月4日に延期するという。
活動に関する問合せは平塚代表【電話】045・902・7629、メール(hiramasa225tamapla@gmail.com)。
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