マッチ箱程度の小さな画用紙に水彩絵具で描く「ミニアチュール」(細密画)。宿河原の二ヶ領せせらぎ館で7月3日から、作家の清田陽助さんによる細密画展「ルーペで覗く、絵の世界」が行われている。
市の造園職員を勤める傍ら、多摩川や生田緑地の保全活動にも携わる清田さん。主に自然の姿を作品に収め、同館での個展は5回目を迎える。
今回はアメリカやフランス、イタリアなど海外の作品を半数ほど展示。過去最小という12ミリ×19ミリの作品「ブルックリン植物園」も並ぶ。「コロナ禍で海外へ旅ができない今だからこそ『絵を通じて世界を旅する』、そんなことが叶えられれば」と清田さん。加えて、生田緑地の緑の魅力を伝える作品などを展示している。
同展は7月30日まで。午前10時から午後4時、(土日祝は午前9時から)。月曜、第3水曜休館。問合せは同館【電話】044・900・8386。
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