二ヶ領用水宿河原堀を愛する会(関山武男会長)が7月1日、宿河原駅前商店会(高橋利之会長)の一帯に七夕飾りを取り付けた。コロナ禍で2年間中止していたため、3年ぶり。10メートル近い竹6本が並び、商店街を華やかに彩った。
二ヶ領用水の景観を守るため、地元住民を中心に清掃や広報活動に取り組む「愛する会」。地域活性や子どもの健全育成として、七夕は10年以上前から続けてきた。
この日は愛する会と商店会の会員らが宿河原会館前で作業。長尾から取ってきた竹に鮮やかな飾りを施し、稲田小学校の1年生や近隣の老人会が書いた短冊を付けた。竹の設置は二ヶ領用水の宿河原橋周辺から宿河原駅前にかけて、一丸で汗を流した。「やっとコロナが落ち着いてきた。七夕の季節が来たなあ」と愛する会の関山会長(87)。商店会の高橋会長(62)は「皆さんのお力がないとできないこと。ありがたい」と感謝を語った。
七夕飾りはきょう8日に取り外す。竹は8月21日の二ヶ領用水灯籠流しの際、光のオブジェに活用する予定だ。
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