神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
多摩区版 公開:2020年9月4日 エリアトップへ

【Web限定記事】 「若い力で変化に対応」 川崎建設業協会 会長に山根氏

経済

公開:2020年9月4日

  • X
  • LINE
  • hatena
山根崇会長
山根崇会長

 川崎建設業協会の会長に、(株)山根工務店の山根崇社長(46)=幸区在住=がこのほど就任した。協会の前正副会長は60代で、若返りを図った人事だった。

 初代会長は親戚筋で、3代目も祖父と縁深い。一時期は約260社が加盟していたが、現在は102社。「経済面だけが理由ではない。団体は長くなると弱体化してしまうので、加盟する意義を見出せないのでは」と推測する。

 昨年、市内に甚大な被害をもたらした東日本台風の際は、会のメンバーで災害ごみの撤去など復旧支援に尽力。「組織としての存在に改めて気付かされた。組織のありようを見直し、より強固なものにしていきたい」と気負いはない。

 創業118年の山根工務店は、まちづくりに携わり、川崎と共に成長してきた会社だ。自身は祖父の療養地である藤沢市で生まれた。大学卒業後、ハウスメーカーの営業を経て家業に戻ったが、翌年は赤字決算。「肌で感じるほど厳しかったが、危機意識を常に持てるようになったのは大きい」と振り返る。

 10年前に父親が退き、社長に就任。仕事のモットーは「変化に対応できること」。多角化経営を目指し、社の持つ土地を活用する事で安定的な賃貸収入を生み出した。ホテル業にも進出し、コロナ禍で多少遅れたものの先日オープンにこぎつけた。「今は厳しい時世だけれど、これから上がるのみ。宿泊者が地元川崎と交流の持てるようなホテルにしたい」と意気込む。

多摩区・麻生区版のローカルニュース最新6

「川崎の名で初代王者へ」

NECレッドロケッツ

「川崎の名で初代王者へ」

市長に来季抱負語る

5月17日

輪島市に義援金250万円

多摩区菅町会

輪島市に義援金250万円

会員の寄付 現地へ届ける

5月17日

2400人を無料招待

藤子・F・不二雄ミュージアム

2400人を無料招待

市制記念日の7月1日に

5月17日

ごみアートの写真並ぶ

ごみアートの写真並ぶ

多摩区・せせらぎ館で

5月17日

日本とポーランドを描く

日本とポーランドを描く

5月27日 映画上映

5月17日

大開帳奉修始まる

大開帳奉修始まる

川崎大師平間寺 31日まで

5月17日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 5月17日0:00更新

  • 4月19日0:00更新

  • 4月5日0:00更新

多摩区・麻生区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

多摩区・麻生区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月17日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook