エコでフロンターレ応援 麻生クラブハウスで”贈湯式”
自然エネルギーの普及に取り組む市民団体「かわさき市民共同おひさまプロジェクト」が川崎フロンターレ麻生クラブハウスに太陽熱温水器を寄贈。先月22日に同クラブハウスで贈湯式が行われた。
同団体は、市民や事業者からの寄付金を集め、地域に自然エネルギーの利用を増やす取り組みを進めている。08年には川崎市国際交流センター(中原区)に第1号機として太陽光発電装置を設置した。
2番目の寄贈先として選ばれた麻生クラブハウスには、練習後に多くの選手が汗を流すシャワー設備がある。これまでは年間5000リットルのお湯をプロパンガスで沸かしていたという。
同団体では、太陽熱温水器の導入により年間3トンの二酸化炭素が削減できるとみている。
同プロジェクトのリーダーを務める岩本孝子さんは「(多くの注目を集める)サッカー選手がエコに取り組む姿をたくさんの市民に見てもらうことにより、エコ意識を普及させたい」と話している。
川崎フロンターレの武田信平社長は「プロジェクトのおかげでCO2の削減に寄与できるのをありがたく思う」と感謝を述べた。
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