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里山に新たな緑の息吹を

東柿生小学校児童が植林

掲載号:2011年3月18日号

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スコップで丁寧に土をかける児童らとボランティア
スコップで丁寧に土をかける児童らとボランティア

 早野聖地公園内の里山で東柿生小学校の6年生が今月10日、植林活動を行った。

 児童らは園内の里山で緑地保全活動をする「早野聖地公園ボランティア」と協力しながら、クヌギやコナラの苗木30本を植えた。

 同小では、「人と自然との共生」をテーマに、一昨年から里山を学び舎として体験授業を続けてきた。

 雑草の下刈り作業から間伐体験、動植物の調査など活動はさまざま。1年間で児童らは里山に対する知識や技術を学習してきた。今回の植林活動はこうした課外学習を締めくくる最後の活動。卒業を目前に控える児童にとっても思い出深いものとなった。

 植林活動では児童107人が数人のグループに分かれ、各々作業にあたった。スコップで傾斜地に穴を掘り、大事に抱えた苗木を埋めていく。「(苗木に)土をかぶせる時には、水が溜まりやすいよう中央にくぼみをつけるんだ」。子どもたちに里山との思い出を作ってあげたいとボランティアのアドバイスにも力が入る。

 苗木はどれも1メートル前後の若木だが、順調に育てば、15年ほどで炭焼きにも使えるほどの立派な木に成長する。

 児童の一人は「27歳になったら友達と植えた苗木を見に行きたい」と嬉しそうに話した。また別の児童は「自分たちが植樹したことで環境にどのような変化が生まれるのかが楽しみ」と期待を寄せた。

 今回植樹した場所のすぐ横には、一昨年の卒業生が植えた苗木がすくすくと成長している。自分たちが植えた苗木の成長を見守ろうと、卒業後も里山を訪れる児童もいるという。

 早野聖地公園ボランティアの小泉清副会長は「孫と同じくらいの世代が里山を気にかけてくれるのは嬉しい。ゆくゆくは近所のおじいちゃんと孫がふらっと散歩に訪れ、心を和ませるような場所にしていきたい」と話した。
 

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