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麻生区版 公開:2011年3月25日 エリアトップへ

芸術の祭典「アルテリッカしんゆり2011」の音楽部門プロデューサーを務める 熊谷仁士さん 横浜市在住 62歳

公開:2011年3月25日

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音楽が持つ力を信じて

 ○…ゴールデンウィークを中心に新百合ヶ丘周辺で行われる芸術の祭典「アルテリッカしんゆり2011」で音楽部門のプロデューサーを務める。芸術祭が始まって以来、初めて本格的なオーケストラのコンサートを実現。東京交響楽団の副楽団長時代に培った幅広い人脈を生かし、川崎市最大の芸術祭に新風を吹き込んだ。「地元で本物に触れられる機会を提供したい。ここ新百合が本物の音楽が行き交うターミナルスポットになれば」

 ○…昭和23年横浜市生まれ。幼少期、横浜市の祭典『みなとまつり』で見たパレードに釘付けになった。中学、高校と吹奏楽部でトランペットにのめり込み、音大に進学。場面を一瞬で変える存在感があるトランペットの魅力にとりつかれる青春時代を過ごした。東京交響楽団首席奏者、副楽団長とキャリアを積む傍ら、ミューザ川崎での活動を機に川崎市の音楽・文化推進に取り組むようになった。

 ○…昨年末には新百合で初のジルベスタコンサートを開催。昭和音楽大学の卒業生を中心としたプロオーケストラの事務局長を務め、若手の育成に力を注ぐ。プロオケの若い奏者を育成するのも大きな仕事のひとつ。「区内で行われるイベントには出来るだけ”本格派”を呼びたい。そうした本物の奏者から大いに刺激を受け、我らプロオケも成長していきたい」

 ○…東日本大震災を受け、音楽界もすでに中止・休演が相次いでいる。「被災者の方々には心からお見舞いを申し上げたい。今回のことに心を痛めている奏者も多い。私たちに何ができるかを考えたとき、答えは”音楽”しかなかった。私たちが人生を賭け追及してきた音楽を多くの人に届けることで皆様が元気になっていくお手伝いができれば」
 

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