担架機能のベンチを設置 麻生スポーツセンターに5脚
ダイドードリンコ株式会社がこのほど、麻生スポーツセンターにベンチと担架の機能を持つ「レスキューベンチ」5脚を寄贈した。急病人などの搬送に役立ててもらうのが目的。
レスキューベンチは長さが約180センチ、幅は約45センチ。脚部のストッパーを外し、持ち上げると簡易担架として使用できる。普段は施設内の大体育室と小体育室、武道室の廊下、トレーニング室にベンチとして置かれている。
同センターでは、これまで1階フロアのみに非常用の担架が整備されていた。2階にはトレーニング室や体育室があり多くの人が利用するが、担架などの設備はなく、緊急時は1階から用具を移動する必要があった。
同社は地域貢献の一環として商業施設など人が集まる場所への寄贈を希望し、同施設との意見が合致して設置に至った。
ベンチの寄贈に対し、同施設の職員は「非常にありがたい。急病人が発生した時の搬送に役立つ」と話している。
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