バザー収益を被災地へ さくらの丘で支援イベント
デイサービス&コミュニティ・サロン「さくらの丘」(区内高石)で先月24日、東日本大震災被災者支援バザーが行われた。会場には地域住民から寄せられた品物が並べられ、来場者が買い物を楽しんだ。
被災地のために何かできることはないかと、同施設の職員がバザーを企画した。チラシなどで周辺住民に協力を呼びかけ、バザー当日までの約1ヵ月でバスタオルや化粧品、食器、骨董品など数千点の品物が集まった。出品者が思いを込めた手作りの裁縫品などが一堂に並んだ。
当日は晴天の下、区内外から約200人の来場者が集まった。施設の職員や出品者自らが接客し、来場者と交流することで、支援の輪を広げていった。
職員が集めた応援メッセージと収益金31万6932円が宮城県と福島県、岩手県の社会福祉協議会を通じて被災地へ送られた。
バザーを企画した同施設の中島恵子事務局長は「地域の方々が何か支援をしたいという気持ちが発端だった。今回のバザーを通じて地域の連携も非常に強まった」と話している。
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