川崎市 独自の節電計画を策定 達成市民には記念品
川崎市はこのほど、「川崎市電力不足対策行動計画(2011年夏期版)」を発表した。対象期間を7月1日から9月30日までとして、市民や事業者、行政が一体となって15%以上の消費電力の削減をめざす。
市役所は空調を28℃に設定し、LED照明の導入を進める。電力が逼迫した場合は施設利用の制限や停止にも踏み切る方針。
市民に対しては省エネ型の冷蔵庫やエアコンなどへの買い替えを促進し、太陽光発電導入の支援も行う。事業者に対しては商店街の街灯や防犯灯のLED化やエネルギー分野の新技術開発の促進を進める。
市民の節電を促進するキャンペーンにも取り組む。今年の8月分から10月分の電気使用量が3ヵ月連続して前年よりも15%削減できた世帯を対象として、抽選で1万世帯に記念品を配布する。25%以上削減できた世帯には、抽選で1千世帯に東北物産品などの記念品を配布する。
省エネ機器導入促進事業にも取り組む。消費電力が少ない冷蔵庫やエアコンに買い替え、その効果に関する調査に協力した世帯には協力金として3000円を交付する。川崎市内の先着5000世帯をモニターとして募集。期間は7月下旬から1ヵ月。
市環境局では記念品や応募要領について市政だよりやホームページで知らせるとしている。
|
|
|
|
|
|