被災地に夏服を届けよう 麻生小学校で収集活動
本格的な夏を迎える前に被災地へ夏服を届けようと、麻生小学校と南百合小学校、麻生中学校の保護者やPTAなどが先月23日、麻生小学校で夏服の収集活動を行った。3時間半ほどの活動でTシャツやワンピースなどダンボール32箱分の衣類が集まった。衣類はラジオ局(J─WAVE)を通じて、被災地に届けられる。
活動は、麻生中PTAのメンバーがラジオ局の夏服支援企画を知り、3校の関係者に協力を呼びかけたのがきっかけ。
日本各地で記録的な暑さが続く中、厳しい局面を迎えている被災地に1枚でも多くの夏服を届けようとメンバーが集まった。これまでも支援物資の収集活動を行い、今回で3回目。当日は多くの保護者が集まる授業参観日に合わせ、収集活動を行った。
夏服を持参する人の中には被災者への手紙を添える人の姿も。汚れや傷がないもの、洗濯してあるものなどを中心に集められた衣類は男性用や女性用に仕分けられ、被災地に送られた。
上麻生在住の四條寛依さんは「着なくなった娘の夏服を洗濯し、アイロンをかけて持ってきた。暑い日が続くので少しでも役に立てれば」と話した。
メンバーの中心として活動する廣瀬賢吾さんは「夏服を持ってきてくれた方々に感謝したい。これからも自分たちに何ができるかを考えながら、被災地のために活動していきたい」と話す。
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