薬物の恐ろしさ学んで 白百合ライオンズクラブが講演会
川崎白百合ライオンズクラブ(橋本周会長)が今月13日、麻生高校で薬物乱用防止教室を開催。同校2学年の生徒274人が参加した。
生徒らは、ビデオ「破滅!〜青少年の薬物乱用防止〜」を視聴。10代の男女の事例を通して薬物の種類や恐ろしさ、依存性の高さを学んだ後、同会メンバーの中山厚夫さんの講演に真剣に耳を傾けた。中山さんは薬物の心身への影響を説明し「消しゴムで文字を消すことはできても、薬物乱用という事実は一生消えない。自分の人生だけでなく、家族や周囲の人を傷つける薬物乱用はダメ、ゼッタイです」と、語気を強めた。
同クラブでは毎年講演を行っているが、麻生高校での講演は初めて。同校の佐原克昌教諭は「夏休みが近づき、気が緩みやすい時期。少しでも真剣に受けとってもらえるよう、あえてシビアな内容にしてもらえるよう頼んだ。近隣中学でも、同様の講演をやっているので、段階を追った教育ができれば」と語った。
ライオンズクラブは全国的な規模を持つ奉仕団体。メンバーらは、献血や寄付などの活動を定期的に行っている。
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