「切れ端菓子」復興支援に 栗平駅の洋菓子店「ハルキ」に新名物
栗平駅そばの洋菓子店「パティスリーHaruki栗平店」が洋菓子店ならではの被災地支援を続けている。焼き菓子を形成する時に生じる切れ端や型崩れを集め、”義援菓子”として販売し、売り上げを義援金として被災地に送っている。
同店ではこれまで焼き菓子を形成する時に生じた菓子の切れ端を廃棄していた。震災後は切れ端を有効活用することで何かできないかと考え、”義援菓子”の販売に踏み切った。売り上げは全額被災地に寄付しているという。
価格は一袋100〜200円ほど。店頭に並ぶ商品の数によって”義援菓子”の個数は増減する。クルミとキャラメルをクッキーで挟んだ焼き菓子「アンガディーヌ」など日によってさまざまな”義援菓子”が並ぶ。
お客さんからの反応は上々で、お店の新名物を目当てに訪れる人も少なくない。
夫婦で同店を営む横田恵子さんは「商品を見た時に被災地のことを思い出すきっかけになってくれれば嬉しい」と話す。
「パティスリーHaruki(ハルキ)栗平店」(【電話】044・986・1130/麻生区栗平2の1の6)。
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