次世代に残そう緑の息吹 黒川緑地で親子らが植樹祭
はるひ野の黒川よこみね緑地で先月29日、植樹祭が行われ、近隣住民ら約120人がクヌギやコナラの苗木を植えた。
この取り組みは川崎市が行う「市民100万本植樹事業」の一環。川崎市が市制100周年を迎える平成36年度までに、市民の手による100万本の植樹を目指す。
当日は秋晴れの下、はるひ野小学校の3・4年生児童12人が植樹祭の代表として、阿部孝夫川崎市長ら来賓者とともに植樹を行った。黒川町内会やはるひ野町内会などの親子らも手分けし、約800平米メートルの傾斜地に約500本の苗木を植えた。
子どもたちは小さな苗木を大事そうに抱えながら、思い思いの場所に植えた。スコップで丁寧に穴を掘り、一本一本を慈しむように苗を植えると、それぞれの木の成長を祈った。
親子3人で植樹祭に参加したというはるひ野在住の北野允さんは「子どもと一緒に苗木が成長してくれると思うと感慨深い。これからが楽しみ」と笑顔で話していた。
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