有事に備えて地域連携を 片平町内会が初の防災訓練
片平町内会(土方亨会長)が先月30日、防災訓練を行った。住民らは三角巾を用いた応急処置法など有事の際に役立つ知識を身に付けようと、真剣な面持ちで訓練に取り組んだ。
片平町内会では毎年秋に横断歩道の渡り方などを学ぶ交通安全教室を実施している。今年は3月に発生した震災を受け、地域で災害時の連携を確認する必要があると判断し、安全教室に加え、初の防災訓練を実施した。
訓練では日本赤十字社のボランティアスタッフや麻生消防署員を招き、講義を受けた。住民らは緊急時の避難先となる片平小と柿生小、白鳥中の3班に分かれ、適切な応急処置の方法や、火事を想定した煙訓練に取り組んだ。
親子3人で参加したという小勝伸江さんは「防災訓練を年に1回実施してくれると、備えもできるので非常に助かる」と話していた。
土方亨会長は「地震による津波の心配はないが、液状化や、集中豪雨による土砂崩れの恐れがあるので、この機会に防災意識を高めたかった」と話した。
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