世代を超えて一斉清掃 名物「大鍋とん汁」で労いも
地産野菜たっぷりのとん汁が振舞われた
黒川青少年野外活動センター（黒川３１３の９）が先月23日、地域清掃のボランティア活動イベント「黒川クリーンアップ＆巨大ナベとん汁会」を開催した。
街頭清掃活動の実施は、同センターでは初めての試み。約80人の参加者は10のグループに分かれ、若葉台・黒川・栗平地区を中心に約１時間かけてゴミ拾いを行った。
参加者は集めたゴミの分別を行い「ゴミはどこに多く捨てられていたか」「ゴミを減らすにはどうすればいいか」をテーマに話し合い、意見を出し合った。
清掃活動の終了後には、参加者らに同センターの職員が前日から仕込みをしたという約１００人前のとん汁が、大なべで振舞われた。とん汁を口にした子どもたちからは「すごくおいしい」「あったかい」と、喜びの声が上がった。
同センターの野口透所長は「震災の影響もあり、センターでも何か人に役立つことをしたいと思い、企画した。これを機に子どもたちがゴミの減量について興味をもってくれれば嬉しい」と話していた。
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