高齢者施設で福祉体験 はるひ野小中学校が総合学習
はるひ野小中学校の児童生徒らが今月8日、介護老人保健施設「アクアピア新百合」を訪れ、福祉体験授業に臨んだ。
この取り組みは「福祉を学ぶ」をテーマに掲げた総合的な学習の一環。高齢者と交流を図るなかで、高齢者の気持ちを感じてもらおうと同施設の協力で実施に至ったという。
小学4年生と中学3年生37人は、折り紙やクロスワードパズルなどで利用者と楽しいひと時を過ごした。
最初はどの児童も緊張した様子だったが、先輩である中学生のサポートもあり、時間が経つと利用者と打ち解けたように会話を楽しんだ。
子どもたちがこの日のために練習してきた「もみじ」や「オーラリー」などを演奏し、リコーダーや合唱などでプレゼントすると、利用者たちは満面の笑みでそれに応えた。
高齢者の一人は「朝から元気がなかったけど、子どもたちの歌にパワーをもらった」と涙を流して喜んでいた。
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