故人をしのぶ伝統行事 常安寺で施餓鬼供養
先祖をはじめとするすべての霊を供養する仏教行事「施餓鬼供養」を、区内上麻生の常安寺が2日、実施した。
当日は真夏日にもかかわらず、周辺寺院の住職らと檀家約80人が一堂に集まり、故人の供養を行った。
施餓鬼供養とは先祖や前の盆以降に亡くなった人の塔婆をたて、果物や菓子などの供え物をすることによって追善供養を行う仏事。多くの寺院でお盆の時期に行われている。
同寺の磯野善秀住職は「近年、地域や宗教との結びつきが弱くなっているように感じる。そんな時代だからこそ、昔からの習わしを大切にして後世に伝えていきたい」と話していた。
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