市HPをリニューアル 情報量と分類を整理
川崎市が15日、ホームページをリニューアルした。高齢者や障害者にも見やすいページづくりを目指し、情報量や分類を大幅に整理。パソコンや携帯版サイトに加え、スマートフォンにも対応した。
ホームページの刷新は、情報の受け取りやすさの規定を設けた「ウェブコンテンツに関するアクセシビリティのJIS規格」が2010年8月に改正されたことを受けて行われた。市は障害者や高齢者も見やすいホームページづくりを掲げ、約5500万円をかけてリニューアルを実施した。
ホームページのレイアウトに統一感をもたせるため、CMS(コンテンツマネジメントシステム)を導入した。これまでのパソコンサイト、携帯サイトに加え、新たにスマートフォンへの対応も図った。トップページのコンテンツにツイッターやユーチューブ(川崎市チャンネル)といったソーシャルメディアを追加した。外国語版サイトについても、自動翻訳機能を追加していく方針だという。
情報量も大幅に見直し、約8万あったページを約4万ページに減らした。削除にあたっては、数年間以上更新のないページを中心に、必要性を吟味して行ったという。リニューアルに際し、トップページを除く全てのURLを変更したため、検索サイト上位に表示される川崎市のウェブサイトが一時的に利用できない状態になっているが、市担当課では「今後新しいホームページが活用されていく過程で徐々に改善していくだろう」と話している。
市はリニューアルに関するアンケートをホームページ上で実施している。回答がある程度集まり次第、公表していきたいとしている。
川崎市HP(http://www.city.kawasaki.jp/)
|
|
|
|
|
|