七草粥で新春祝う 文化協会が催し
麻生区文化協会が7日、麻生区役所広場で「あさお古風七草粥の会」を開いた。
この催しは同協会が新春に行う恒例行事。区役所の庭の一角で育てた七草で粥を作り、来場者に約1000食を配布した。
新春を祝う七草粥を堪能しようと、開始時間の前から受付には長蛇の列ができた。主催者らは次々に訪れる来場者に手際よくできたてを振舞った。
会場ではNPО法人が管理する七草の畑の維持費として募金の呼びかけが行われた。主催者によると、この募金によって集められた収益金の一部は東日本大震災の復興支援に役立てられるという。
七草粥を食べにきた人たちに新春の気分を味わってもらおうと、会場の一角では書家の笠原秋水さんによる席書や、地元お囃子連によるお囃子、正月の唄や遊びを楽しむコンサートが行われた。同協会の菅原敬子会長は「この会も今年で10回を迎えた。若い世代も多く来場いただき、古くからの伝統を次世代に繋ぐという目的を果たせ嬉しく思う」と話していた。
|
|
|
|
|
|