地域活動の手引書を発行 区民記者が団体情報一冊に
あさお区民記者クラブがこのほど、地域で活動する団体の情報をまとめた冊子「あさおふれんず2012」を発行した。発行人らは、ボランティア活動や市民団体の情報を求める人に役立ててもらいたいとしている。
冊子を発行したあさお区民記者クラブ(石崎純也代表)は、麻生市民交流館やまゆりで実施された「区民記者養成講座」を修了したメンバーらが昨年4月に発足させた。区内を拠点に活動する団体の情報を発信し、地域デビューを望む人たちに活用してもらおうと刊行物などを定期発行してきた。
09年から発行してきた「あさお市民活動レポート」の情報を1冊にまとめようと、区が募集する「麻生区地域課題解決型提案事業」に応募し、麻生区区制30周年記念として同冊子を発行した。
67団体の情報を分野別に
冊子には、環境活動などを行うボランティア活動団体(14団体)、カラオケやおやじの会など居場所づくりに役立つ団体(11団体)、スポーツや舞踊など趣味・嗜好団体(18団体)、音楽や英会話など芸術・教養団体(20団体)、子育て支援団体(4団体)の情報のほか、区民記者によるコラムなどを全57ページにまとめた。
800部を発行し、関係団体などに配布したほか、麻生区役所地域振興課窓口や、麻生市民交流館「やまゆり」などで一般に向け配布を行う(なくなり次第終了)。
発行人の植木昌昭さんは「地域デビューをしたいという人のお役にたてればと冊子をつくった。区民ならではの視点でまとめたレポートが好評をいただいているようで嬉しい」と話し、「今後は団体紹介からさらに発展させ、区民講師などの個人を紹介するような情報を1冊にまとめてみたいと考えている」と話している。
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