片平の風の谷幼稚園で4日、新百合ケ丘総合病院産婦人科・田島博人医師を招き、同園の児童の保護者を対象にした講演が行われた。
テーマは「子育て世代の女性のカラダ〜知っておきたい産婦人科の知識〜」。不妊治療の現状や出産適齢期などについて話された。
田島医師は出産適齢期が意外と若いことや、年齢とともに流産の確率が上がることなどを軽快に語り、会場を埋め尽くした保護者らは興味津々。時折、感嘆の声がもれていた。
また、質疑応答では「更年期障害でストレスを感じていることを、夫にうまく伝える方法はあるか」「産後太りにはどのようなものが有効か」など、活発に質問が飛び交い、会場は盛り上がりを見せた。
同園の天野優子園長は「お母さん方は、なかなか産婦人科の話を聞く機会がないと思うので、いい刺激となってよかったと思います。検診などに行こうかなと思っていただければ」と話した。
同院広報の島崎美津保課長は「幼稚園と医療というのは面白い組み合わせだと思います。知っている先生が病院にいると、検診に行くきっかけになりますし、お母さん方がいろいろなことを理解し、知識をもっておくことは家庭にとっても大事です」と語った。
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