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麻生区版 公開:2013年4月19日 エリアトップへ

宙と緑の科学館 移動天文車で出張観察会 学校など子ども団体向け

教育

公開:2013年4月19日

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高校生がデザインを手がけた可愛らしいラッピングが目印  写真提供=かわさき宙と緑の科学館
高校生がデザインを手がけた可愛らしいラッピングが目印 写真提供=かわさき宙と緑の科学館

 リニューアル1年を機に「かわさき宙と緑の科学館」(多摩区枡形)は近く、天体望遠鏡を搭載した移動天文車を配備する。市内の地域団体や学校団体などが主催する子ども向けの星空観察会に出向くという。

 同館が導入したアストロカーと呼ばれる移動天文車は、2トントラックに天体望遠鏡を4台搭載した車両。屈折望遠鏡や反射望遠鏡が備わり、出張先で星空の観察が楽しめる。職員が観察会の解説員として同行する。

 80インチのディスプレイモニターを搭載して多目的なステージ機能もあり、科学実験ショーなどのイベントにも活用できるという。

 目を引く車両側面のデザインは川崎市立川崎総合科学高校デザイン科の高校生が手がけた。天体や自然科学をイメージした図柄に同館のマスコットキャラクター「かわさきぷりん」が描かれている。

 同科学館では以前から、トラックに望遠鏡を積み出張観察会を開いていたが、専用の移動天文車を導入したのは初めて。同様の車両は市内で例を見ないという。

 出張先の対象は、川崎市内の学校や幼稚園、保育園、町内会などの50人以上の子どもを含む団体。参加者全員が安全に観察できるスペースと車両を駐車できるスペースが必要。観察会の主催は申し込んだ団体とすることが条件(保険は団体側が対応)。

 申し込みは電話で職員と打ち合わせの上、所定の用紙を提出する。開催月の3カ月前の1日に日程を確定する。開催希望日が重なった場合は抽選となる。

 山田友之館長は「リニューアルをきっかけに科学館をPRしていきたい。目を引くラッピング車両で出向いて周知を図るのも目的。子どもを中心に、科学館に足を運ばなくても生の星空観察を楽しんでほしい」と話している。

 問い合わせ・申し込みは同館(【電話】044・922・4731)。
 

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