新百合21で初のプロレス 市内出身 田村選手が凱旋
新百合21ホールで9月25日、川崎市多摩区出身の田村和宏選手が立ち上げたプロレス団体「プロレスリングHEAT-UP」が凱旋興行を行う。同ホールでプロレスが開催されるのは初。田村選手は「プロレスを通して、生まれ育った地元を活性していきたい」としている。
田村選手は多摩区生田で生まれ育ち、東生田小、生田中、生田東高校へと進学した。20才の頃から新百合ヶ丘にある企業でプログラマーとして仕事をする傍ら、登戸にある格闘技ジム「ユーファイルキャンプ」に通っていた。田村潔司氏のもと総合格闘技を学び、その後同ジムのプロレス部門に所属。2003年にデビューし、第3代、第5代、第9代STYLE-E無差別級王座に輝くなど頭角を表した。
今年1月には、プロレス団体「プロレスリングHEAT-UP」を設立。東京都北区を拠点に毎月大会を開催するなど活動を続けている。自身のデビュー10周年を迎える9月、「地元でプロレスを見せたい」という思いから、地元に最も近いホール・新百合21ホールで凱旋興行「プロレスリング ヒートアップ 新百合ヶ丘大会」を行うこととなった。
田村選手は「興行を行うことで地元や新百合ヶ丘の町をプロレスファンにアピールし、覚えてもらいたい。芸術のまちと言われ、音楽や演劇などが活発に行われているので、プロレスもその1つとして町を活性していきたい」と話している。
同ホールの山崎信喜館長は「多目的ホールとして音楽会や講演会に使用されることが多いが、より幅広いジャンルの活動場所を提供していきたい。有効利用していただき、地域活性につなげていきたい」と語る。
興行には田村選手のほか、マサ高梨選手(DDT)や新井健一郎選手(DRAGON GATE)らが参戦し、リング上で熱戦が繰り広げられる。開場は午後5時半、午後7時開始。チケットは有料。詳細・問合せはプロレスリングHEAT-UP(【電話】080・7019・0201)まで。
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