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麻生区版 公開:2013年9月6日 エリアトップへ

「HEAT-UP」代表として新百合21ホールでプロレス興行を主催する 田村 和宏さん 多摩区在住 33歳

公開:2013年9月6日

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「諦めなければ夢は叶う」

 ○…「初めての地元での興行なので楽しみ。身体も気持ちも徐々に高まってきている」と熱が入る。多摩区で生まれ育ち、今年1月にプロレス団体「HEAT-UP」を設立。デビュー10週年を迎える9月に地元に凱旋し、「生まれ育った地元のみなさんにプロレスを観てもらい、楽しんでいただきたい」と話す。

 ○…中学生のころから、プロレスが好きだった。テレビ番組で選手が血だらけになりながらも戦っている姿を観て圧倒されたのがきっかけだ。プロレスラーになりたいという夢を抱いていたが、160cmとレスラーとしては高くない身長に「不利だと思い、プロレスラーにはなれないと諦めてしまっていた」と語る。高校卒業後には、縁はなかったがプロレス団体にフロント希望で履歴書を送ったというほど、プロレスへの情熱は深かった。

 ○…短大卒業後、プログラマーとして新百合ヶ丘駅近くの企業に就職したが、プロレスラーになりたいという思いを断ち切れず、多摩区登戸の格闘技ジム「ユーファイルキャンプ」に入会。「多少身長がなくても、強くなればいいじゃないかと思えるようになっていた」という。2年ほどは働きながら同ジムに通い、「リングに立ちたいという思いが爆発した」と振り返る。小柄な体格をカバーするためにウエイトトレーニングや総合格闘技の技術を磨くことに力を入れ、練習量では他の選手に負けまいと努力を積み重ねていった。それが実を結び、2003年にデビュー。STYLE-E無差別級王座に3度輝いた。

 ○…「プロレスを通し、地元を活性していきたい。子どもたちには夢は諦めなければ実現するというところを観てもらいたい」と語る。百合ヶ丘の運動教室では初心者を対象にミット打ちやプロレスフィットネスを教え、地元での普及活動にあたる。「プロレスの面白さをもっと広めていきたい」というもう1つの夢を実現するために。

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