全日本吹奏楽コンクール 市内のアマ楽団が金賞 息の合った演奏が評価
写真提供／（株）フォトライフ
市内で活動するアマチュア吹奏楽団「パストラーレシンフォニックバンド」が10月20日に福岡県で行われた全日本吹奏楽コンクール全国大会職場・一般部門に初出場し金賞を受賞した。
全日本吹奏楽コンクールは、１９４０年から続く伝統あるイベント。国内では最大級とされ、中学、高校、大学、職場・一般の４部門に分かれている。同バンドは、８月の県大会で金賞、続く９月の東関東大会でも金賞を獲得し、全国への切符を掴んでいた。
今回の全国大会では26団体が出場した中、同バンドは鈴木英史作曲の「大いなる約束の大地〜チンギス・ハーン」など４曲を披露。「息の合ったスッキリとした演奏」と評価され金賞を受賞した。
同バンドは、川崎市内に在住・在勤する学生と社会人が中心に活動しているアマチュア楽団。２０１０年に団長の浅野英介さんが過去に在籍していた楽団の仲間らと結成し現在は約50人が所属している。
今大会は初の遠征で、楽器の手配や練習場の確保に苦労したが、浅野団長は「沢山の方々に恩恵を受けた。感謝の気持ちを合奏に込めることができました」と話した。
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