麻生区内を拠点に活動する絵画教室「アトリエ一番坂」が3日と4日、しんゆりマプレ通りで「第7回こどもの油絵 野外展」を開いた。約70点の子どもたちの油絵が通りを彩り、多くの行き交う人々が足を止め、作品に見入っていた。
今回展示されたのは、今年8月開かれた学生美術の祭典「第63回学展」の優秀賞、入賞、入選作品が中心。同学展の準大賞となる特別奨励賞を受賞した、片平在住の星拓実さん(川崎市立養護学校高等部2年)の作品「猫百景」も展示され、行き交う人々の注目を集めていた。ほかにも、小学生から同教室OBの大学生までの独自性・創造性あふれる作品が通りを埋め尽くした。
同教室の主宰・舘岡豊照さんは「より多くの人に見ていただき、定着してきた感じがする。見に来ていただいた方からは『待っていた』『来年はいつ開催されるのか』という声もあった」と話す。
野外展の実行委員長を務めた桐朋女子高1年の新居田りかさんは、「マプレ専門店街のバックアップがあり、今年で7回目を迎えることができた。無事に開くことができ、ほっとしている。準備から大変だったが、いろいろな人に見てもらい、達成感がある」と語った。
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