神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
麻生区版 公開:2014年7月11日 エリアトップへ

未婚のひとり親に控除適用 8月から34項目

公開:2014年7月11日

  • LINE
  • hatena

 川崎市は1日、未婚のひとり親について、離婚や死別し再婚していないひとり親家庭並みに保育料や市営住宅の家賃などを減額するといった、いわゆる「寡婦(夫)控除」のみなし適用を8月から実施することを発表した。

市内でも不服申し立て

 「寡婦(夫)控除」のみなし適用をめぐっては、09年に3人の未婚の母親からの日本弁護士連合会に人権救済の申し立てが行われたほか、今年5月には市内でも多摩区在住の4歳児の母親が保育料の見直しを求める不服申し立てを行っている。一方、昨年9月には結婚していない男女の子の相続分が結婚している子の半分である民法規定が「法の下の平等」に反するとの違憲判決が下され、12月には民法改正が行われた。こうしたことを背景に、みなし適用を実施する自治体が増え、川崎市でも実施されることになった。

市内750世帯対象

 川崎市の発表によると、小児医療、保育、自立支援医療、市営住宅の使用料など計34事業で「寡婦(夫)控除」のみなし適用を実施。10年の国勢調査をもとに算出すると対象世帯は約750世帯を想定し、保育事業では約100世帯が対象。

 申請は8月1日から開始し、各区役所などで受け付ける。10月末までに申請すれば今年4月1日まで遡ってみなし適用される。

 「ひとり親家庭の生活の安定に努めてまいりたい」と市担当者。今後はチラシの配布やホームページなどで周知を図る予定。

 詳細は、川崎市市民・こども局(【電話】044・200・2658)。

麻生区版のトップニュース最新6

災害時のトイレ、備えは

能登半島地震

災害時のトイレ、備えは

携帯用不備60% 市、啓発に力

3月29日

「もの忘れガイド」刷新

麻生区

「もの忘れガイド」刷新

増える認知症高齢者、支援

3月29日

「こども大学」で学び提供

小田急不動産×多摩大学

「こども大学」で学び提供

3月30日 体験会・講座 

3月22日

11年ぶり、全面刷新(リニューアル)

川崎市ホームページ

11年ぶり、全面刷新(リニューアル)

利便性、視認性を向上

3月22日

「電子商品券」を導入へ

4月から

「電子商品券」を導入へ

市、ふるさと納税の返礼品

3月15日

檜山公園の活用模索

川崎市

檜山公園の活用模索

実証実験2年目で手応え

3月15日

あっとほーむデスク

  • 3月29日0:00更新

  • 3月1日0:00更新

  • 1月19日0:00更新

麻生区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月29日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook