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麻生区版 公開:2014年7月11日 エリアトップへ

「長寿の椿 地域に広がれ」 千代ヶ丘小児童が挿し木

教育

公開:2014年7月11日

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「森もりクラブ」の指導のもと、挿し木を行う子どもたち
「森もりクラブ」の指導のもと、挿し木を行う子どもたち

 千代ヶ丘小学校で2日、同校の創立40周年を記念して「五色八重咲散椿 挿し木の会」が行われた。

 1981年に同校に移植されてきた五色八重咲散椿は樹齢250年ともいわれている長寿の木。関東地方では数少ない木とされている。この木の子孫を残し、地域に広げていこうと、同校の6年生の児童約90人が挿し木を行った。地域の緑や木の保全活動を行う団体「森もりクラブ」(海野芳彦代表)が指導にあたり、母株の茎の一部を切り取り、繁殖させていく挿し木を100鉢分行った。挿し木された鉢は、親の木の元に置かれた。児童たちは、「森もりクラブ」への感謝の気持ちを込め、五色八重咲散椿という言葉が歌詞に出てくる同校の応援歌を唄い、会場となった校庭は温かいムードに包まれた。今後は子どもたちが育て、卒業の際に持って帰り、地域に広げていく。

 同校の千野隆之教頭は「40周年の節目に大切な木をクローズアップできてよかった。地域に広がるきっかけになってくれれば」と話した。

 同校の五色八重咲散椿は京都市に原木があり、そこから江戸時代に株分けしてもってきたものではないかと考えられている。もともとは金程にあったが、金程・千代ヶ丘の区画整理の際、千代ヶ丘小に移植。その当時川崎市緑政課職員だった海野さんが移植に携わった。

 子どもたちの指導にあたった海野さんは「子どもたちの思い出となり、心に刻まれれば嬉しい」と話した。

挿し木の鉢を親の木の元へ
挿し木の鉢を親の木の元へ

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