区内岡上にある納豆製造会社(株)カジノヤはこのほど、地元岡上小の3年生の児童を対象に、大豆の豆まきの仕方を伝授した。食の大切さを学んでもらおうと、同社が大豆の栽培を子どもたちと実践する取組で、9年間続いている。
参加した38人の児童は、しっかりと芽が出て育つようにと思いを込めながら、およそ480粒の種まきを行った。種まきをした大豆の種には、鳩に食べられないよう特殊染料が塗布されているなど、工夫がされている。虫食いなどの防止や夏場乾燥する時期の水やりなど、同社が全面的にサポート。今後、児童たちは大豆の成長を観察していき、収穫が予定されている11月ごろには、生育のまとめや、獲れた大豆を同社が加工してつくる納豆などを披露する発表会が、同校で行われる予定だ。
種まきの指導にあたった同社の梶光則さんは「子どもたちがきちんと種まきをやってくれた。丁寧に観察し、すくすく成長していく様子を観て勉強してほしい」と語った。
参加した児童は「教えてもらったことを大切にして、いっぱい大豆をつくりたい」と話した。
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