社会福祉法人「春献美会」がこのほど、「くろかわのぞみ保育園」で冒険お泊り会を開いた。お泊り会には、同社会福祉法人が運営する4つの保育園のうちはるひ野、黒川の2園を卒園した6年生までの小学生と年長の在園児104人が参加し、交流を深めた。
お泊り会は今年で3年目。当初「卒園した子どもたちを集めて同窓会をやろう」という話が発端になったという。同社会福祉法人の橋本周理事相談役は「折角なので在園児も巻き込んで、卒園した小学生たちと交流することによって、園児たちに卒園後安心して、スムーズに小学校に通ってもらえるようにしていきたいと考えた。人と人の関わりや、仲間の大切さを伝えること、いじめをなくすことが狙い」と話す。
当日は、芝生の斜面にブルーシートが張られ行われたウォータースライダーや、じゃぶじゃぶ池に放されたニジマスのつかみ取り、バーベキューやキャンプファイヤー、打ち上げ花火を存分に楽しんだ。その後は、園内の大浴場で大はしゃぎし、皆で眠りについた。絆を深めた子どもたちは「来年もまた会おうね」「6年になってもくるね。楽しかったね」と、それぞれが書いた感想絵日記の色紙を持って家路についた。
橋本さんは「幼児から小学生までといった地域での縦のつながりが重要になってきている。何か困ったら帰ってきて相談できる、心のふるさとのような保育園にしていきたい」と語った。
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