県立麻生高校メディア研究部に先月29日、神奈川県警から感謝状が贈られた。同部は2011年からインターネットに潜む危険性を周辺小学校に寸劇で周知しており、県警から継続的な取り組みが評価された。
周辺小学校に周知
同部の活動はドラマ制作やアナウンスなど。昨年開催された高校放送コンテスト県大会の創作テレビドラマ部門で優勝している。
非行防止教室は通常活動とは別に行っており、スマートフォンなどの使用上の危険性、社会のルールを児童に教えている。先月23日には金程小でスマートフォン通信アプリ「LINE」やツイッター、通信ゲームの課金について寸劇を披露。「同じ年代の女性とLINEで連絡を取っていたつもりが実際は男性だった」「ツイッターに許可なく友達の写真をアップしたら校内でいじめに遭い、万引きを強要された」などインターネットのトラブルから犯罪に発展する事例を児童に紹介し危険性を訴えた。
同部が11年から行っているこの取組みは、今回で4回目。金程小のほか千代ヶ丘小でも実施してきた。部長の小村花菜さん(2年)は「先輩方から教えてもらい、伝統を引き継ぎながら行ってきた取組みが評価され嬉しい。児童に訴えていることは私たちも注意をしないといけないことだと意識しながら、これからも授業を行っていけたら」と受賞の喜びを語った。
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