麻生消防署で先月28日、「消防フェア〜見て、触れて、学ぶ麻生消防署〜」が行われ、約500人が来場し、盛り上がりを見せた。特に親子連れの姿が目立ち、親子そろって防火・防災・救急を体感しながら学んでいた。
子どもに最も人気だったのは消防車等見学コーナー。ポンプ車やはしご車に乗り込み、満面の笑みで記念撮影する姿が多く見られた。救急体験コーナーでは同署署員らのアドバイスを聞きながら心臓マッサージを熱心に学んでいた。
「3・11風化させまい」
また、発生から4年が経とうとしている東日本大震災を風化させまいと、被災地へ赴いた川崎市消防局派遣隊の活動写真や被災地の様子を写した写真が展示された。そのほか、起震車によって震度7を体感できる地震体験コーナーが設けられていた。
同署の松澤孝行署長は「多くの消防協力団体の協力があり、盛大に開催することができ感謝申し上げます。今後も麻生区民の皆様のお力をお借りして、積極的に防災思想の普及啓発をしてまいりますので、ご理解、ご協力をお願い申し上げます」と話した。
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