神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
麻生区版 公開:2015年5月15日 エリアトップへ

麻生署管内 架空請求詐欺が横行 今年に入り2250万円被害

社会

公開:2015年5月15日

  • LINE
  • hatena
麻生警察署管内2015年架空請求詐欺被害届け出の状況(5月11日現在)
麻生警察署管内2015年架空請求詐欺被害届け出の状況(5月11日現在)

 麻生警察署によると、振り込め詐欺の中でも身に覚えのない債務をだまし取る「架空請求詐欺」が同署管内で昨年末から横行している。今年に入り、4件・約2250万円の被害の届け出があり(5月11日現在)、同署は警戒を強めている。

 昨年末から1月にかけて発生した架空請求詐欺1件(約1100万円)の被害届けが2月に出されたのを皮切りに、2月にもう1件(被害額約700万円)、3月に1件(被害額約150万円)、4月に1件(被害額300万円)と、連続して届け出があった。5月11日現在、麻生署管内の振り込め詐欺全体の届け出は今年に入り、7件・約3000万円で、架空請求詐欺が件数、被害額の半数以上を占めている。

 麻生警察署によると、「高齢者をターゲットに、昨年末までは、オレオレ詐欺や還付金詐欺が目立ったが、昨年末以降はこれまでなかった架空請求詐欺の被害が目立つ」と話す。

 手口は、消費者センター職員を名乗り「個人情報が流出した」と電話で脅し解決金を要求するものや、債権購入の呼び掛けなどで、振り込ませているという。

 同署では、犯人は声が残ることを嫌がるため、高齢者宅では留守番電話に設定するよう町内会の集会や防犯講話、巡回時などに呼びかけを行い、対策を行っているが、被害の根絶にいたってはいない。

 同署は「電話でお金の話や個人情報が流出したという話も詐欺です。実際に電話で話をしてしまうと、詐欺被害の知識も飛んでしまうので、高齢者宅では留守番電話設定のご協力をお願いします」としている。

麻生区版のトップニュース最新6

災害時のトイレ、備えは

能登半島地震

災害時のトイレ、備えは

携帯用不備60% 市、啓発に力

3月29日

「もの忘れガイド」刷新

麻生区

「もの忘れガイド」刷新

増える認知症高齢者、支援

3月29日

「こども大学」で学び提供

小田急不動産×多摩大学

「こども大学」で学び提供

3月30日 体験会・講座 

3月22日

11年ぶり、全面刷新(リニューアル)

川崎市ホームページ

11年ぶり、全面刷新(リニューアル)

利便性、視認性を向上

3月22日

「電子商品券」を導入へ

4月から

「電子商品券」を導入へ

市、ふるさと納税の返礼品

3月15日

檜山公園の活用模索

川崎市

檜山公園の活用模索

実証実験2年目で手応え

3月15日

あっとほーむデスク

  • 3月29日0:00更新

  • 3月1日0:00更新

  • 1月19日0:00更新

麻生区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月29日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook