新百合ヶ丘駅近くにある万福寺おやしろ公園の一角に、ラベンターの新名所が誕生した。その名も「ラベンダーの丘」。新百合山手公園管理運営協議会と川崎市が協働で植栽などを行ったもので、周辺住民だけでなく、小田急線沿線からや、世田谷町田線からも見ることができ、行き交う人の目を楽しませている。
川崎市が公園緑地整備、幹線道路や鉄道沿線の緑化のために行っている「花とみどりのランドマーク」事業の一環。新百合山手地区の公園緑地の維持・管理をボランティアで行う新百合山手公園管理運営協議会と市が協働で、昨年400苗、今年800苗の計1200苗のラベンターを植栽した。植えられたのは「濃紫」や「プロバンスブルー」などの品種。同協議会は「お互いの緑地保全や景観美化といった考えが合致し、協働で花の名所づくりを行うこととなった」としている。
ラベンダーの性質上、一度摘み取りした翌年に、より多くの花を咲かせるため、今年が本格的なラベンターの名所の誕生となった。同協議会は「斜面に開花しているので、インパクトがあるのでは。今年は、よりきれいに咲いているので、多くの方に見てもらいたい」としている。
今年2月には市がラベンダー畑に隣接する箇所にあじさい約300本なども植栽。さらに景観美化が進められている。
ラベンダーの花が見られるのは、同協議会らによる摘み取りが行われる6月中旬まで。無断での摘み取りは禁止。問合せは同協議会(【電話】044・969・7175)へ。
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